階段

カテゴリー:上棟・大工工事

階段作りとは

大工工事が中ほどまで進むと、階段の施工に取り掛かります。
通常は階段の大まかなパーツはプレカット(プレカット階段)されていますが、それでも階段の施工は大工工事で最も難易度の高い、大工さんの腕の見せ所となっています。

階段の施工は一般的に一人の大工さんが一日から数日かけて行います。
階段の施工に取り掛かると、毎日黙々と階段を組み立てている大工さんの姿が印象的です。

階段の種類

階段の種類(形状)には、直階段、折り返し階段、廻り階段、螺旋階段などがあります。
一般的な住宅で多いのは省スペースタイプの廻り階段でしょう。
廻り階段は、直階段と直階段を廻り階段で繋いだものとなり、通常、90度または180度回り込む形になります。
90度の3段廻り階段であれば、1つの踏み板の接点部の角度は30度になります。

施工の流れ

  1. 最初に階段の下地を作り、踏み板を取り付ける部分を削ります。
  2. そこにプレカットされた踏み板を1段1段取り付けて行きます。
  3. ※プレカットされているとは言え、完璧ではないため、踏み板の幅などは大工さんがカットし、調整する必要があります。
  4. 踏み板の取り付けが完了したら、次に蹴り込み板を下から差し込み、取り付けたら完成です。
階段が出来上がったら、もう2階に行くのに梯子を登る必要もなく、グッと家らしくなります。
施主にとっても2階の状況を見に行くのが楽になります。

公開日時:2013年05月09日 12:06:24

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