auひかり回線と他の光回線との比較
見出し:ネット回線
2020年01月25日
新築住宅に引っ越したら電気やガスなどのライフラインと並び、ネット回線の導入も欠かせませんよね。 またネットも手軽に簡単な工事で導入できたらうれしいはずです。
ネット回線にはいくつかの種類や業者がありますが、現在一般的となっている光ファイバー回線、代表的な携帯キャリア大手であるauが提供しているauひかりについて解説したいと思います。
auひかりとは?
auひかりは携帯電話でおなじみのau(KDDI)が独自の光ファイバー網とNTTのダークファイバ(予備の光回線)を利用して始めたインターネット回線サービスです。 auひかりといっても、根幹の光ファイバー網はNTTのものを使用しているのです。
他の光回線との比較
以下の表に示すように月額利用料はauひかりが少し安いですが、どの業者も料金を揃えてきており、ほぼ同額と言えます。
戸建て月額料金 | 同社携帯料金割引 | |
---|---|---|
auひかり | 5,100円 | 2年間最大2,000円/月割引 |
ドコモ光 | 5,200円 | 最大3,500円/月割引 |
ソフトバンク光 | 5,200円 | 2年間最大2,000円/月割引 |
NURO光 | 4,743円(プロバイダSo-netの場合) | なし |
フレッツ光 | 5,200円(プロバイダ@niftyの場合) | なし |
なお、携帯電話会社のネット回線の最大の魅力はやはりセット割です。 例えばauならau携帯(スマホ)、ドコモならドコモ携帯の料金が割り引かれます。
携帯キャリアではないNURO光やフレッツ光などは携帯料金割引の恩恵はありません。恐らく多くの方は携帯電話大手3社(ドコモ、au、ソフトバンク)を利用しているはずですので、ご利用の携帯電話会社に合わせて選択するのがお得ですね。
auひかりのプランと料金
auひかりの速度プランはホーム10ギガ、ホーム5ギガ、ホーム1ギガの3つがあります。 例えば、家族全員がネットゲームやインターネット上の動画をよく見るという家庭であれば、1ギガでは心もとないかもしれないため、5ギガや10ギガのプランを検討した方がいいかもしれません。
また、料金プランにも契約期間に応じてずっとギガ得プラン、ギガ得プラン、標準プランの3つがあります。
速度プラン | ずっとギガ得プラン | ギガ得プラン | 標準プラン |
---|---|---|---|
ホーム10ギガ | 5,880円 | 6,480円 | 7,580円 |
ホーム5ギガ | 5,100円 | 5,700円 | 6,800円 |
ホーム1ギガ | 5,100円 | 5,200円 | 6,300円 |
料金プラン | 説明 |
---|---|
ずっとギガ得プラン | 3年単位の契約(3年ごとに自動更新) |
ギガ得プラン | 2年単位の契約(2年ごとに自動更新) |
標準プラン | 契約期間の縛り無し |
ずっとギガ得プランであれば、ホーム5ギガとホーム1ギガの料金が同じであるため、ホーム5ギガの方がお得ですが、利用可能エリアが異なる(ホーム5ギガのエリアの方が利用可能地域が狭い)ため、ご自分のエリアが利用可能かは【auひかり】 の公式サイトで確認してみてください。
ちなみにギガはあくまでも理論上(技術規格上)の最大通信速度であり、実際のスループットを意味するものではありません。このため1ギガプランであっても実際に1G bps(ビット/秒)が出るわけではないので注意してください。
注意ずっとギガ得プランとギガ得プランは契約期間の縛りがあり、更新期間以外での解約時には契約解除料15,000円が発生します。
工事内容
初期費用(工事費含む)は一括払いの場合37,500円ですが、分割の場合625円×60回です。但し初期費用相当額割引適用により実質0円となります。 光ファイバーの引込み工事は次のような流れで実施されます。
- 近くの電柱から、住宅壁面まで光ケーブルを引込む
- 建物壁面に引留め用の金具を取り付け光ケーブルを固定
- 引込み口付近まで壁面に光ケーブルを固定するための金具を敷設(固定金物取付のための壁面への穴開け)
- 引込み口から宅内に光ケーブルを引込む
- 引込み口付近に設置した光コンセントにONU(光回線終端装置)を接続
auひかりの公式ページより
工事自体は光ファイバーケーブルを引き込むだけで、ネットだけではなくオプションでIP電話やテレビ回線(auひかりテレビサービス)も引くことができるため、新築住宅に引っ越し時の何かと忙しい時期には簡単に必要インフラが導入でき、非常に魅力的なのではないかと思います。
特に工事費が実質無料になるのは大きいですね。
Note契約解約時は撤去工事費28,800円がかかります。
auひかり1Gとテレビ回線の両方を引くならJ:COMがおすすめ
新築の住宅にまだテレビアンテナは取り付けていないなら、テレビもケーブルしてしまった方が簡単です。
auひかりテレビサービスはCS放送のみであるため、地上波放送を見るには、テレビアンテナを取り付けるか、ケーブルテレビとの契約が必要になります。
但し、テレビアンテナの取り付けには工事費期がかかるだけではなく、台風などによる破損など、維持費もかかってしまいます。
そのため、テレビ回線とネット回線をまとめて導入するなら、J:COMのネット1G+テレビのプランがお勧めです。 J:COMのネット1Gコースはauひかりの回線を使用していますのでauひかり1Gとテレビ回線の両方をまとめて引くことができるのです。
なお、このネット+テレビ一本化の代表的なライバルとしてはフレッツ光があります。J:COMとフレッツ光の比較!ネットとテレビ、IP電話セットでお得なのは?で比較を行っていますので、興味があればこちらもお読みいただければと思います。
もし、新築住宅へのネット回線+テレビ回線+IP電話回線を1社でまとめての導入を検討している方は新築住宅におすすめのネット回線比較ランキングの記事もご参照ください。
以上、新築住宅に引っ越したらauひかりのネット回線を引こう!でした。
公開日時:2020年01月25日 22:21:09
最終更新日時:2024年04月24日 13:23:37