新築戸建ネット回線比較!おすすめランキング
見出し:ネット回線
2022年01月10日
新築住宅を購入あるいは建てたら最低でも必要になる回線は光回線、テレビ回線、電話回線の3つあります。 またこれらの回線は1社にまとめた方が割安になります。
そこでこれら3つの回線を比較し、ランク付けしてみました。
前提条件
・料金表示は1年目や2年目等の期間限定の割引料金(開始から2ヶ月間は無料等)ではなく、通常料金での表示となります。
・「2ねん割」などの適用期間無制限の割引は適用済みの料金での表示となります。
・10Gbpsなどの超高速回線ではなく1~2Gbpsの一般的な回線速度のプランでの比較となります。
・料金はすべて税込料金での表示となります。
1位:NURO 光
「NURO 光」はソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が運営している光回線サービスです。
2Gbpsの高速ネット回線でありながら月額料金でも他のライバルを引き離しており、コストパフォーマンスは圧倒的です。 また、テレビ回線はNTTぷららが展開する映像配信サービスである「ひかりTV」を使用しており、「テレビおすすめプラン」ではスカパー!の「セレクト5」とほぼ同額の料金となっています。
プラン | 月額基本料金 | |
---|---|---|
ネット回線 | NURO 光 G2T プラン | 5,200円 |
テレビ | ひかりTV「基本放送プラン」 | 1,100円 |
ひかりTV「テレビおすすめプラン」 | 2,750円 | |
IP電話 | NURO 光 でんわ | 北海道・関東 550円 東海・関西・中国・九州 330円 |
基本工事費 | 44,000円(36回払い) お申し込み特典で実質無料 |
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契約事務手数料 | 3,300円 お申し込み特典で実質無料 |
解約手数料(契約更新月に解約) | 0円 |
撤去工事費 | 11,000円 |
下り | 最大2Gbps |
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上り | 最大1Gbps |
ひかりTVの「基本放送プラン」では地上デジタル放送・BSデジタル放送、BS4Kデジタル放送が視聴可能です。
注意BS/CS放送の有料チャンネルの視聴には「プレミアムチャンネル」のオプション契約が別途必要になります。
ひかりTVは工事が不要な点もお手軽感がありますね。
サービス名 | ひかりTV |
---|---|
地上波 | 〇 |
BS | 〇 |
CS | 〇 |
工事費 | 0円(工事不要のため) |
2位:フレッツ光
「フレッツ光」は東日本電信電話株式会社/西日本電信電話株式会社が運営している光回線サービスです。
ネット回線は1Gbpsで料金もNURO 光に比べてやや割高ですが、利用者は非常に多く、安心・安定の回線です。障害発生時やサポートという点において、利用者が多いという事は非常に大きなメリットとなります。
また、テレビ回線もNTT独自の「フレッツ・テレビ」(後述するドコモ光テレビオプションでも利用されている)が利用可能で、初期費用はかかるものの、月額料金は他を圧倒しています。
プラン | 月額基本料金 | |
---|---|---|
ネット回線 | フレッツ 光ネクスト「ファミリー・ギガラインタイプ」 | 5,940円 |
テレビ | フレッツ・テレビ | 825円 | フレッツ・テレビ+スカパー!「セレクト5」(1,980円) | 2,805円 |
IP電話 | ひかり電話A(エース) | 1,650円 |
フレッツ光は撤去工事費無料であるため、解約時も余計な費用はかかりません。
基本工事費 | 19,800円 |
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契約事務手数料 | 880円 |
解約手数料(契約更新月に解約) | 0円 |
撤去工事費 | 0円 |
下り | 最大1Gbps |
---|---|
上り | 最大1Gbps |
「フレッツ・テレビ」では、地上波、BS/CSの無料チャンネルであれば基本料金のみで視聴が可能です。
注意BS/CS放送の有料チャンネルの視聴には「スカパー!」との契約が別途必要になります。
工事費用はかかりますが、「屋内同軸配線工事」のオプションもあり、各部屋のテレビアンテナ端子に配線(テレビ4台まで21,780円)する事も可能です。リビングだけではなく、書斎や寝室、子供部屋でもテレビが視聴できるようになるため、新築住宅の初期投資としては有用なオプションではないでしょうか。
サービス名 | フレッツ・テレビ |
---|---|
地上波 | 〇 |
BS | 〇 |
CS | 〇 |
工事費 | 19,800 |
3位:ドコモ光
「ドコモ光」は株式会社NTTドコモが運営している光回線サービスです。
ドコモ光はフレッツ光とは異なり、ISP(インターネットサービスプロバイダ)とセットでの契約となります。 また、プロバイダを「タイプA」と「タイプB」に分けており、契約プロバイダによって料金が異なります。
同じNTTグループの会社とあって、ネット回線やテレビ回線はフレッツと同じ回線を使用しています。そのためプロバイダによる縛りがある点以外は、実質的にはフレッツと大差はありません。 但しテレビに関してはひかりTVのサービスを利用した「ひかりTV for docomo」も用意されており、好きな方を選択可能です。
なお、ドコモ回線利用者への特典として、家族内(同一「ファミリー割引」グループ内)に、「ドコモ光」の契約の方がいれば、「ドコモ光セット割」によりスマホ1回線ごとに永年最大1,100円割引になります。
プラン | 月額基本料金 | |
---|---|---|
ネット回線 | ドコモ光 1ギガ「タイプA」「2年定期契約」 | 5,720円 |
ドコモ光 1ギガ「タイプB」「2年定期契約」 | 5,940円 | |
テレビ | ドコモ光テレビオプション | 825円 | ドコモ光テレビオプション+スカパー!「セレクト5」(1,980円) | 2,805円 |
IP電話 | ドコモ光電話 | 550円 |
フレッツ光と同様に撤去工事費無料です。
基本工事費 | 3,300円 |
---|---|
契約事務手数料 | 19,800円 |
解約手数料(契約更新月に解約) | 0円 |
撤去工事費 | 0円 |
下り | 最大Gbps |
---|---|
上り | 最大Gbps |
ドコモ光テレビオプションは「フレッツ・テレビ」の回線を使用しているため、もしフレッツ・テレビを利用中で、ドコモ光へ転用の場合は工事料は発生しません。
注意フレッツ・テレビと同様にBS/CS放送の有料チャンネルの視聴には「スカパー!」との契約が別途必要になります。
参考ドコモ光ではテレビサービスとして「ドコモ光テレビオプション」以外にも、「ひかりTV for docomo」(月額3,850円、ドコモの回線を利用で2年割適用で月額2,750円)を選択することが可能です。
サービス名 | ドコモ光テレビオプション |
---|---|
地上波 | 〇 |
BS | 〇 |
CS | 〇 |
工事費 | 13,530円 |
4位:auひかり
「auひかり」はKDDI株式会社が運営している光回線サービスです。 auひかりは独自の光ファイバー網を使用していますが、KDDIは元々NTTのような大きなバックボーンは持たないため、一部NTTのバックボーンを利用しています。
ネット回線1Gbpsの月額料金はドコモ光とほぼ同額です。ネット回線という点では大きな違いは無いと言えるでしょう。 しかし決定的な違いはテレビ回線です。「auひかり テレビサービス」という独自のサービスを提供していますが、地上波デジタル放送、BS/CS放送には対応しておらず、家庭用のテレビ回線としては不向きでしょう。
注意auひかり テレビサービスは、TELASA、Netflix、Amazonプライムビデオなどの動画配信サービスの視聴のみに対応しています。
au回線利用者への特典としては、au回線を利用の場合は「auスマートバリュー」によるスマホ利用料の割引が利用できます。
注意「auスマートバリュー」割引を利用するためにはauスマートバリューへの申し込みが必要です。
プラン | 月額基本料金 | |
---|---|---|
ネット回線 | auひかり ホーム1ギガ | 5,610円 |
テレビ | auひかり テレビサービス「見放題プラン」 | 618円 |
セットトップボックス利用料 | 550円 | |
IP電話 | auひかり 電話(au one net) | 550円 |
基本工事費 | 41,250円 |
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契約事務手数料 | 3,300円 |
解約手数料(契約更新月に解約) | 0円 |
撤去工事費 | 31,680円 |
下り | 最大1Gbps |
---|---|
上り | 最大1Gbps |
残念ながら、地上波デジタル放送、BS/CS放送には対応していません。
サービス名 | auひかり テレビサービス |
---|---|
地上波 | × |
BS | × |
CS | × |
工事費 | 0円(工事不要のため) |
5位:J:COM
「J:COM(ジェイコム)」はJCOM株式会社が運営している光回線サービスです。
元々ケーブルテレビの会社だけあって、テレビ回線に関してはサービスやプランが充実しており、新築住宅に導入するにはうってつけです。
但し、ネット回線については、ケーブルテレビ回線(同軸ケーブル)である点がネックとなり、速度は320Mbpsまでとなります。 そのため、光1Gコース以上は「auひかり」の回線を利用しています。auひかりの回線を使用するため料金はやや割高となります。
一方でテレビ回線に関しては、地上波デジタル放送、BS放送はもちろん、人気のCSチャンネルが視聴できる「スタンダードプラン」が月額6,000円程で利用可能です。スタンダードプランの料金だけを見れば高く感じますが、87ch以上のチェンネルが視聴可能でありかなりお得なプランです。
また、ネット回線とテレビのセットでの契約であれば、光回線1G+「映画・ドキュメンタリー」「ドラマ」「アニメ・音楽」の3ジャンルから1つを選び、CS6chと地デジ・BSデジが視聴できる「スマートお得セレクト」プランも魅力ですね。
プラン | 月額基本料金 | |
---|---|---|
ネット回線 | 光 1Gコース | 7,348円 |
テレビ | スタンダード | 6,074円 |
ネット回線+テレビ | スマートお得セレクト NET1G | 8,338円 |
IP電話 | J:COM PHONE プラス | 1,463円 |
基本工事費 | 41,250円 |
---|---|
契約事務手数料 | 3,300円 |
解約手数料(契約更新月に解約) | 0円 |
撤去工事費 | 10,780円 |
注意「J:COM NET 光1Gコース on auひかり」は工事費が高額なため初期費用には注意が必要です。
下り | 最大1Gbps |
---|---|
上り | 最大1Gbps |
テレビはフレッツ・テレビと同様に屋内配線のオプションがあります。なお、今の新築住宅では通常、アンテナ線は建築時に各部屋に配線済みであるため、既存配線の利用(分配機まで結線)で済むため比較的工事も速いでしょう。
サービス名 | J:COM TV |
---|---|
地上波 | 〇 |
BS | 〇 |
CS | 〇 |
工事費 | 5,500円 |
まとめ
ネット回線については、NTTのバックボーンを使用するフレッツ光やドコモ光、それに対抗するNURO 光、auひかりという構図が見えてきますが、ネット回線についてはNURO 光が一歩抜きんでている感じです。
一方でテレビ回線に関してはフレッツ回線を使用する、フレッツ光やドコモ光、ケーブルテレビ回線を使用するJ:COMは初期費用こそかかりますが、屋内配線というオプションが新築住宅には非常に魅力的です。屋内配線をしない場合や、ひかりTVのようにできない(工事不要)テレビ回線ではnasneのような、ネットワークレコーダー機器が便利でしょう。
公開日時:2022年01月10日 11:28:47
最終更新日時:2022年06月16日 01:20:03