注文住宅について

はじめに

本サイトは日本の平均的な年収、家族構成の一般人による注文住宅の建築に関する総合情報サイトです。
誰もが夢見る一生に一度のマイホームの購入です。
それだけに失敗はしたくない、いえ、失敗は許されません。
しかし、上述したように住宅の購入は普通の人は一生に一度の事であり、みんな初めてです。
つまり、どこにどんな罠が潜んでいるかはネットや書籍からの情報くらいしかなく、誰でも不安なものです。
ましてや注文住宅となると、土地探しから、つなぎ融資、地質調査など、建売住宅購入にはない要素も多々あり、はるかにハードルは高いのです。
そしてそれは実際に始めてみるまでは全く見えない、予測できない事も意外に出てくる可能性があります。（予想外の事は大小を問わなければ、大抵数個は出てきます）
本サイトがそのような、これから注文住宅の建築を始める方々の一助になれば幸いです。

注文住宅とは

注文住宅は建売住宅（分譲住宅）とは異なり、土地と建物を別々に購入し、住宅の設計段階から建築会社の設計士さんと一緒に打ち合わせをしながら住宅を建てるやり方です。
手間がかかる分、自分の納得の行く間取り、内装、色、装備、外構の住宅を建てられます。

また、建売住宅に比べ、安い土地、安い住宅メーカーを探せば意外に安く建てられる可能性もあります。
その反面、土地の購入、住宅の着工、竣工と着手してから購入するまでに時間がかかり、銀行との金消契約も土地と住宅の２回分必要など、労力はかかります。

また、通常は土地先行融資を利用して土地のローンを融資してもらうため、つなぎ融資などのリスクがあります。
たとえば天候不良や天災などで建築工事が滞り、着工や竣工時期が延びると、その分つなぎ融資の返済期間が延びる（つまりローンと現在の家賃をダブルで払う期間が増える）可能性があります。
また、工事中に地下水が噴出するなど、途中で地盤改良が必要になったりなど、思わぬ出費が発生するなどのリスクもあります。
※地盤改良が必要かどうか、必要な場合どの程度の費用がかかるかは土地ローンの申請の際に加味されますが、それが想定内であるという保障はありません。

その点、建売住宅は住宅ローン審査さえ通ればほぼ確実に購入できるためリスクは低めです。
逆に建売の場合は建築過程が分からないので手抜き工事などによる欠陥住宅物件であるかは、住んでみないと分からない場合が多いのが実情です。
また、そういう意味では、中古住宅は住んでいた実績はあるため欠陥の可能性は低いですが、見えないところが酷く老朽化しているなど、品質に対するリスクがかなり高いと言えます。

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