注文住宅のポイントと心構え(3)間取り編

カテゴリー:心構え

家の間取りの決定は注文住宅の打ち合わせの際に、恐らくはじめに行う作業です。
通常は基本的な間取りは設計士の方が土地のサイズや形に合わせてドラフト(原案)を作ってくれます。
そのドラフトを基に設計士は施主と一緒に間取りを推敲していきます。
間取りを決める作業は最初の作業ですが、最も大切な作業です。

用途に応じた部屋の広さ

部屋は広ければ良いというものではなく、用途に応じたサイズにする事が大切です。
広々としたリビングは憧れですが、一方で掃除は大変ですし、エアコンや暖房器具も広さをカバーできるものを設置しなければならず、余計なランニングコストがかかります。
何より、広すぎる部屋は落ち着きません。

また、例えば書斎についても8畳よりも4畳など狭い方が集中できるものです。
4畳の部屋に窓1つ、デスクと本棚が配置できれば、ノートパソコンか一体型パソコンを置けば、書斎としては十分かもしれません。
8畳を4畳2つに分け、それぞれ、ご主人と奥様の書斎にした方がお得かもしれません。
目的に応じて部屋を分割することは大切だと思います。

死角のないバランスの良い窓の配置

大抵の場合は設計士の方が最適な間取りや窓の配置を考えてくれます。
しかし、実際に間取りが現地に合っているかは施主側で良く検討、吟味する必要があります。
これは間取りの良し悪しが機能面だけで考えられ、家の味わいや景観を楽しむという遊びや癒しの観念が、設計士の案には欠けている可能性があるためです。

特に高台などの見晴らしのいい土地では、できるだけ良い景色が見られる側には、階段の踊り場やロフトなども含め、多くの窓を配置した方が楽しめて良いかもしれません。

また、ありがちなのが、玄関やトイレなど、リビングなどの普段の生活の場ではない場所の設計が軽視され、特定の方向には窓が少ないという場合もあり、これは外の様子が確認できないため不便に感じることがあります。
例えば、道路側には2階には窓が多数あるのに1階には全くないというのは1階から見れば閉塞感があり、明かり取りという点でも問題があります。
1階、2階共に4方向全てに窓がある事は、どれだけ開放感があるか、あるいは閉塞感を感じるか、家の雰囲気を決定付ける要素としても非常に大切な点だと思います。
むしろ不要な窓を作ったとしても、遮光カーテンやロールブラインドで塞げば良いだけであり、窓を多く設置することによるデメリットは恐らく全くありません。

公開日時: 2015年02月11日  15:33:39

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