フラット35と銀行の住宅ローンの違い

カテゴリー:住宅ローン

銀行ローン

民間金融機関(銀行)の住宅ローン融資は銀行自身が融資します。
そのため、もし支払いが不能になった場合、銀行の不良債権になります。
つまり銀行が損をします。
これは住宅ローン融資に関わらず、通常の銀行融資に共通して言える事です。
従って、銀行は慎重にならざるを得ず、ある程度の客観的に証明できる信用、経済力が無い相手には、融資の敷居を高くしがちです。

フラット35

銀行ローンに対してフラット35は、一旦銀行が融資しますが、その債権を住宅金融支援機構が買い取り、同機構はその債権を有価証券(アセットバック証券・不動産担保証券)として投資家に売ります。
そして投資家には有価証券の元利(元金+金利)が定期的に支払われます。
もし住宅ローンの支払いが不能になり債権が回収できない場合は、住宅金融支援機構が税金で穴埋めします。
銀行は損をしません。

また、そもそもフラット35は、派遣社員や自営業者など、銀行からの住宅ローン融資を受けにくい人用のローンであるため、比較的審査も緩めです。
しかも、例えばフラット35Sエコの場合、以下のように当初5年間、0.7%、6年目から10年目もしくは20年目は0.3%の金利優遇を受けられます。
※東日本大震災の被災者は更に金利を引き下げられたプランが用意されています。

金利プラン 金利引下げ期間・金利引下げ幅 融資率の上限
フラット35Sエコ
(Aプラン)
当初5年間: 年率0.7%
6年目以降20年目まで: 年率0.3%
10割
フラット35Sエコ
(Bプラン)
当初5年間: 年率0.7%
6年目以降10年目まで: 年率0.3%
フラット35Sベ-シック
(Aプラン)
当初10年間: 年率0.3% 9割
フラット35Sベ-シック
(Bプラン)
当初5年間: 年率0.3%
※以前のフラット35Sでは10年間、1.0%の金利優遇でした。

以上のように、フラット35Sは、このかなりお得な金利優遇のためか、人気が非常に高くフラット35Sの終了予定日前に、前倒しで一旦フラット35Sが終了していました。
フラット35は国の予算で運営されており、期限があり、予算が無くなれば終了します。
また、必ずしも新たな予算が組まれて、期限が更新されるとは限らない(予算次第)ため、家を建てるなら、早目の決断、申請が望まれます。

公開日時: 2012年06月07日  20:49:08

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