外観(壁・屋根)

カテゴリー:間取り・デザイン

壁や屋根の色は基本的には建築会社のカラーコーディネーターの方が組み合わせをアドバイスしてくれます。
どの色を選択するかによって、家の印象がまったく違って来るため、ある意味重要な選択です。
特に外壁に関しては、かなりの色数の中から選べます。
またサイディングにすればレンガ調や木目調など、色だけではなくデザインも決められます。
少し無機質な感じになるかもしれませんが、レンガ作り風などのこだわりがあればサイディングの中からイメージに近いものを選択します。
なお、地中海風など、シンプルな壁も意外に綺麗ですし、何より安価です。

屋根については瓦にすると、限られた中からしか色を選べません。
従って壁と調和出来るデザインと色の組み合わせを考える場合、かなり絞り込まれます。
家全体を暖色系、クールカジュアル、モノトーンなどで統一するのが一般的です。
洋風だと暖色系、クールカジュアルが多いと思います。
和モダンの場合は、モノトーン系が多いです。

瓦とスレート

屋根は一般的には瓦かスレートかを選択します。
なお通常は、瓦の方がオプション扱いとなり価格が高くなります。
瓦のタイプは素直に洋風の家なら洋瓦、和風なら和瓦が無難です。

※瓦とスレートについては「瓦とスレートのどちらが良いか」もご参照ください。

屋根の形状

屋根の形状は、一般的に切妻と寄棟、片流れがあり、それぞれメリット、デメリットがあるので複数を組み合わせるのが理想です。
またデザイン的にもどれかに統一では無く、組み合わせた方がオシャレに見えます。
逆に、例えば四方すべて寄棟というのはあまりオシャレには見えません。
ただ、片流れに関しては自由度はほとんどありません。
せっかく注文住宅を建てるのですから、可能な限り片流れ以外を選択することをお勧めします。

それぞれのメリット・デメリット

メリット デメリット
切妻 小屋裏面積を広く取れる
妻壁上部に換気口を付けられる
壁を雨から保護するのが難しい
寄棟 雨の流れが良く、壁を雨から保護し易い 小屋裏面積を広く取れない
換気口を付けられない
片流れ 単純で価格が低め 壁を雨から保護するのが難しい

公開日時:2012年05月26日 05:45:49

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