吹き抜けと冷暖房効率

カテゴリー:間取り・デザイン

リビング空間を広く取りたい場合、リビングの上の階を取り払い吹き抜けにする場合があります。
いわゆるオープンな吹き抜け(以降、吹き抜け)です。
吹き抜けにした場合、部屋に解放感が生まれる他、採光という面でも優れています。
また、併せて階段もオープン型にすれば、よりオシャレ感がでます。
その反面、一部屋の空間が広くなるため、冷暖房効率は悪くなるというデメリットもあります。
また、部屋数も1部屋か2部屋分減りますので、ある程度の広さの土地でなければ吹き抜けにするのは、難しいかもしれません。
※もちろん、施主が部屋数と解放感のどちらを優先するかにより決まってきますが。
冷暖房効率という面では、ネックは電気代という事になりますが、冷房に関しては冷たい空気は下に降りてきますので、思った以上に効率は悪くはないのではないかと思います。
暖房に関しても、こたつなど、エアコン以外を使えば済みます。
また、天井にシーリングファンを付け、空気を巡回させる事で、ある程度冷暖房効率を高める事もできます。
特に夏は、真下にいると風が来て涼しいので、良いかもしれません。
なお、シーリングファンは安いものなら1万円以下から購入でき、これは住宅の建築後に取り付ける事もできるので、その方が予算的にもお得です。

公開日時:2012年07月01日 13:05:18

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