居住して2年程経ってみて、やっておけば良かったと思うこと

見出し:居住後の感想

2013年08月31日

住宅の設計段階では気付かなくても、家が建ち、実際に住むようになってから、「こうしておけばもっと良かったな」と思うことをまとめて見ました。

LANケーブルの屋内配線

パソコン部屋は2階にあるのですが、光ケーブルのモデムは1階のリビングにあり、必然的に無線LAN接続にしていますが、階が違うと電波が届きにくく、更に2つのルーターで中継して、やっと100Mbps程度出ていますが、たまに繋がりにくい時があったり、中継しているせいか、LAN内のコンピュータ同士が繋がりにくく不便です。
少しお金をかけてでも各部屋にLANケーブルを配線しておけば、安定した通信が行え、ルーターも1台で済むので、結果的には安上がりだったかもしれません。
特にリビングから、2階のマシンにリモートデスクトップ接続やSSHでの接続ができないのは不便です。
後から業者に頼んでやってもらう事も可能ですが、どうせなら住宅建築時にやっておけば良かったという事です。

テレビアンテナ端子の位置

意外な盲点はテレビアンテナ端子の位置です。
各部屋にはテレビアンテナ端子がありますが、テレビを置きたい場所とアンテナ端子の位置が遠い場合、アンテナ線を床や壁に這わすことになり見栄えが良くないばかりではなく、邪魔で危険です。
特に床にコードが這っていること自体が個人的には好きではありません。
ちょっとしたことですが、電気のコンセントも含めて、設計の打ち合わせ段階で現実的な配置を想定し、これはここで問題ないかをよく吟味する事をお勧めいたします。

擁壁のフェンス

かなり特殊かもしれませんが、うちは元々あった石積みの擁壁の一部を切り崩して、玄関ポーチと駐車場を作っています。
そして残った擁壁部分はそのままで、家の基礎との間を法面にしているだけです。
つまり元の擁壁部分は何も弄っておらず、更に最初から一部の擁壁の石が欠けている箇所もあり、代わりに土嚢が積まれており、あまりにもみすぼらしかったので、住宅建築とは別の業者に頼んで、擁壁の上にブロックを乗せて、モルタルで隙間を埋め、見栄えを良くしてもらいました。
しかし、そこまでするのなら、ブロックにフェンスも取り付け、子供が遊んでも安全なようにしても良かったと思います。
ブロックを積んだので、30cm位の高さはあるものの、安全とは言えません。
意外に不便なのは、その擁壁の上に行くまでに家の裏側のフェンスをまたいで通らなければならない点です。
もちろんそのフェンスのおかげで、裏庭から子供が自分で擁壁の上に行くことは出来ないようになっているので、現在は必須のフェンスなのですが、そのフェンスのせいで擁壁の上の手入れをするのが結構面倒です。
建売住宅なら、恐らく擁壁も綺麗に施工してフェンスも付けるのでしょうが、注文住宅の場合は、コスト削減のために手をつけない場合があるので注意が必要です。
もちろんあくまでも外構なので、居住自体には影響はなく、住宅竣工後、よく考えて検討できるという点は、注文住宅の利点だとは思います。

ただ、上記以外は概ね満足しています。
庭の水はけの悪さも、前回の台風の直撃以降は、庭が水没する事態は発生していません。

公開日時:2013年08月31日 00:10:41

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