引っ越しの概要
カテゴリー:引っ越し
引っ越しのタイミング
引っ越しは通常1ヶ月?2週間程度前から予約を入れます。
当然ながら、引っ越しを見越して現在住んでいるアパート/マンションの退出届けも出し、住宅引き渡し前に既にそれらの予定は決まっているため、もう後戻りは出来ません。
但し、引っ越しの日程は住宅や外構工事の状況に合わせて、わりと直前まで調整は可能なのであまり心配はありません。
なお、直前の日程変更となると選べる日にちや時間は限られて来ますので、変更の決断は早いに越した事はありません。
注意したいのは、建築会社側から提示された住宅引き渡し予定日はあまりあてにならない事です。
引き渡しと言っても、まだ玄関階段の施工も始まっておらず、とても引っ越しはおろか、人が住める状況ではない場合もあります。
かと言って、急かして手を抜かれるのも困ります。
また、玄関回りや駐車場など、コンクリートの打設が必要な箇所は、天候にも左右されます。
梅雨や台風の時期、凍結する時期は天候によって数日工事が遅れる事もザラではありません。
しかし、考えてみてください。
その頃にはもう住宅の引き渡しは終わっており、建築会社側は住宅建築請負契約は果たしています。
同契約で保証しているのは住宅引き渡しまでで、外構工事は含まれていません。
従って契約違反にはならないのです。
とは言っても、建築会社側も悪い評判がたっては困るため、引っ越しの日程を伝えればできる限りの便宜は図ってくれるかもしれません。
ただ、引っ越しの遅れにより金銭的な損失が出ても保障はしてくれないという事です。
外構工事途中での引っ越し
外構工事中は、業者の方が庭や玄関回りで作業をしている可能性はありますが、建築会社に引っ越しの日程を事前に伝えていれば、恐らくその日は作業には来ないでしょう。
但し、玄関ポーチや玄関階段のコンクリートの打設やタイル貼りの後は数日の養生が必要です。
天候にもよりますが、恐らく24時間以上経てば、人が乗ったくらいでは問題ない強度にはなるかもしれませんが、引っ越しとなれば、男性数人が重い荷物を持って昇り降りする事になるため、あまり乱暴に歩かれると、コンクリートが割れたり、タイルが剥がれる危険性があります。
そのため、外構工事の状況と引っ越しのタイミングは慎重な見極めが必要です。
実際に私の場合は、引っ越しの2日前に玄関階段のタイル貼りをしており、少し心配でしたが、特に問題はありませんでした。
もしコンクリート打ちっ放しの階段だったら余計な補習工事が増えたかもしれません。
公開日時:2013年12月06日 21:07:50