整地・掘削の概要

カテゴリー:整地・掘削

整地

土地に関しては、土地の購入、地盤調査を経て、工事の着工日が決まったら、次に行うのが整地です。
施主から見れば、ここでようやく購入した土地に手が入る段階になります。

整地の作業自体は、土地にもよりますが、通常はショベルカーで地面を水平にならす程度です。
しかしここで地中に埋まっている「思わぬもの」を発見することもあります。
例えば古い配管です。
もしそれが発見された場合、まず、ガス管なのか水道管なのか、それ以外の何かなのか、現在使われているのか、設置したのは誰なのか、撤去しても問題ないのかを、市役所や近隣住民等に問い合わせて調べなければなりません。
特に古い土地や、長い間空き地であった土地は情報が少なく、市役所でされ把握しておらず、確認作業のために着工が遅れる事もあります。
ここは取り敢えず変な埋設物が出てこない事を祈るしかありません。

掘削

また、丘陵や山間地区の造成地などでは、道路から土地に上り下りするための階段の設置のために、擁壁の一部を取り壊したり、土地を掘削する作業も必要になる場合があります。
その場合、取り除いた擁壁や土を廃棄するための費用が別途かかる可能性がありますので注意が必要です。

公開日時:2013年01月08日 22:23:06

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